呼吸器科

こんな症状はありませんか?

  • 息切れや呼吸困難
  • 鼻水や鼻詰まり
  • 呼吸時の異音

よくある病気について

01気管支炎

気管支炎は、気管支の炎症が原因で生じる呼吸器疾患で、犬に特に一般的に見られますが、猫にも発生します。この病気は慢性的な場合が多く、主な症状には、乾いた咳、特に運動後や夜間に悪化する咳、そして場合によっては呼吸困難があります。慢性気管支炎の原因には、環境因子(タバコの煙、ほこり、花粉など)、感染症、アレルギーなどが挙げられます。治療には、炎症を抑える薬物治療、感染症に対する抗生物質、必要に応じて気管を広げる薬が用いられます。環境改善も症状の管理には重要です。

02肺炎

肺炎は、肺の実質の炎症を伴う疾患で、細菌、ウイルス、真菌などの感染によって引き起こされることが多いですが、誤嚥によるものもあります。症状には、深刻な咳、呼吸困難、発熱、食欲不振があり、重症の場合は生命を脅かすこともあります。治療は原因に応じて抗生物質や抗真菌薬の投与、酸素療法、適切な栄養と水分補給が中心です。早期診断と治療開始が回復の鍵です。

03気管虚脱

肺炎は、肺の実質の炎症を伴う疾患で、細菌、ウイルス、真菌などの感染によって引き起こされることが多いですが、誤嚥によるものもあります。症状には、深刻な咳、呼吸困難、発熱、食欲不振があり、重症の場合は生命を脅かすこともあります。治療は原因に応じて抗生物質や抗真菌薬の投与、酸素療法、適切な栄養と水分補給が中心です。早期診断と治療開始が回復の鍵です。

治療方法

抗生物質や抗真菌薬の使用

呼吸器系の感染症が原因でペットが病気になった場合、抗生物質や抗真菌薬を用いることで、感染源を効果的に治療することができます。これらの薬は、細菌や真菌の成長を抑え、感染を根本から解決しようとするものです。治療期間や薬の種類は、感染の種類や病状の重さに応じて、獣医師が適切に選択します。ペットが全ての薬を指示された通りに、治療が終了するまで服用することが重要です。

酸素療法

酸素療法は、呼吸が困難なペット、または酸素の吸収が不十分な場合に使用されます。この治療により、ペットの血中酸素濃度が安定し、呼吸が楽になります。酸素は、特別に設計されたケージやマスク、鼻カニューレを通じて供給されることが多いです。酸素療法は、特に急性の呼吸障害に対して効果的で、ペットの快適さと生存率を向上させます。

気管支拡張剤と抗炎症薬

気管支拡張剤は、気管支の筋肉をリラックスさせ、気道を広げることで呼吸を容易にします。これは、喘息や慢性気管支炎による呼吸困難に特に有効です。抗炎症薬は、気道の炎症を減少させ、咳を抑え、呼吸の質を改善します。これらの治療は、ペットがより快適に呼吸できるようにするために用いられ、症状の緩和と生活の質の向上を目指します。

治療の流れ

当院では、はじめにペットの呼吸器系の問題を丁寧に評価し、適切な治療を開始します。治療効果は定期的にチェックし、ペットの応答に応じて計画を調整します。治療が完了したら、継続的な健康管理と予防のためのアドバイスを提供します。

STEP01

初めての来院時
はじめに、ペットの一般的な健康状態を確認し、呼吸器系の問題に特化した詳細な問診と身体検査を行います。必要に応じて、さらなる診断検査を推奨します。

STEP02

治療の開始
診断結果に基づいて、抗生物質や抗真菌薬、酸素療法、気管支拡張剤や抗炎症薬など、ペットの状態に最適な治療を開始します。

STEP03

治療の評価
治療効果は定期的に評価され、ペットの応答に応じて治療計画を調整します。これには、追加検査や治療法の変更が含まれることがあります。

STEP04

治療の終了
ペットの状態が明らかに改善され、安定したと判断された場合、治療を終了します。その後も定期的な健診を通じて、再発防止と健康維持のアドバイスを提供します。

料金表

初診+カルテ登録料 2200円
再診違う科でも一度当院を受診された方はこちらでご案内します 660円
レントゲン検査 1枚2750円+読影料1650円
肺超音波検査 2200円
注射 気管支拡張薬 1815円
内服1日あたり 抗生剤 110円〜
気管支拡張剤 55円〜
外鼻孔狭窄拡張術 両側18150円
予防的軟口蓋切除術 22000円

※表示価格はすべて税込です