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3月MVP若林ココちゃん 大腿大腿骨頭壊死症

こんにちは、熊谷市の森の樹どうぶつ病院と江南森の樹どうぶつ病院です!

3月のMVPです👑

 

若林ココちゃん 女の子

トイ・プードル 8ヶ月齢

無菌性大腿骨頭壊死症(レッグ・カルベ・ペルテス病)

主に成長期である4ヶ月〜1年齢の小型犬種に発症する病気です。大腿骨頭への血液供給が障害されることで、大腿骨頭の成長障害や変形、壊死が起こり、そのため痛みが生じる病気です。

※詳しい大腿骨頭壊死症のお話は症例ブログに載っているのでぜひご覧ください

大体骨頭壊死症(レッグ・カルベ・ペルテス病)

2024年2月右後ろ足を上げてしまうとのことで来院されました。歩様検査では明らかな挙上は認められませんでしたが触診にて左右の筋肉量に差があること股関節伸展時の疼痛があることから大腿骨頭壊死症を疑いレントゲン検査を実施しました。その時点のレントゲン検査では明らかな大腿骨の変形や壊死を疑う所見はなかったので鎮痛剤を処方し2週間後再診、レントゲン検査を実施しました。

太ももとお尻の筋肉量に明らかな差があります。

フロッグレッグという撮影方法を追加し大腿骨頭頚部を2方向から評価します。

典型的な骨頭のもやもやは明らかではありませんが肥厚と不整を認めました。

痛みの管理と臨床症状の改善のため大腿骨頭切除術を実施させて頂きました。

現在はリハビリを計画し、通院での実施とご自宅での実施をお願いしています。

リハビリを頑張るココちゃんです。

これからも一緒にリハビリを頑張っていきましょうね!