抱きしめたくなる
健やかな皮膚を
いつまでも

このような症状ありませんか?

当院では、愛するペットの
皮膚の悩みをやさしく解決します。
健やかな毎日へ、一緒に歩みましょう。

森の樹どうぶつ病院の4つの特徴

症状に合わせた適切な検査

当院では、愛するペットの症状を正確に把握するため、最適な検査を提供します。専門的な知識を駆使して、様々な皮膚疾患の原因を突き止め、それぞれに最適な治療法を見つけ出します。皆様の大切な家族を、正確な診断で支えます。

経験と知識に基づいた皮膚治療

長年の臨床経験と豊富な知識を背景に、当院は様々な皮膚問題に対応します。一人ひとりのペットに合わせた治療計画を立て、確実な改善へと導きます。経験豊富なスタッフが、愛する家族の健康を守ります。

皮膚だけではない
全身の負担を考えた皮膚治療

当院の治療方針は、皮膚の問題を根本から解決することに加え、ペットの全身の負担を最小限に抑えることにあります。内面からの健康も考慮し、長期的な健康維持を目指します。ペットがストレスなく快適に過ごせるようサポートします。

お薬だけに頼らない体に

当院では、薬に頼るだけではない治療法を提案しています。食事療法や生活環境の改善など、体に優しいアプローチを取り入れることで、ペットの自然治癒力を高め、健康な体を取り戻します。ペットも飼い主様も安心の治療を心がけています。

犬や猫の代表的な皮膚病について

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、アレルゲンに対する過敏反応によって生じる慢性的な炎症です。環境アレルゲン(ダニ、花粉、カビなど)によって引き起こされ、痒み、赤み、かゆみを伴う皮膚の炎症が特徴です。

こんな症状ありませんか?
アトピー性皮膚炎の可能性があります。

  • 皮膚の赤み
  • 痒がる
  • 頻繁に舐めるやかく行動
この病気に多い種

犬種では、ゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバー、ウェスティ、シャーペイ。猫種では、特定の猫種よりも個体差が大きいです。

外耳炎

外耳炎は、耳の外部から中耳にかけての炎症です。細菌や真菌の感染、アレルギー、異物の侵入が原因で起こり、耳の赤み、痒み、分泌物の増加が見られます。

こんな症状ありませんか?
外耳炎の可能性があります。

  • 耳をかく
  • 頭を振る
  • 耳から悪臭がする
この病気に多い種

犬種では、コッカー・スパニエル、ラブラドール・レトリバー、ゴールデン・レトリバー。猫では特に種類を問わず発症しますが、屋外に出る猫に多いことがあります。

アレルギー性皮膚炎

こんな症状ありませんか?
アレルギー性皮膚炎の可能性があります。

  • 激しい痒み
  • 皮膚の赤み
  • 脱毛
この病気に多い種

特定の犬種や猫種に限定されず、広く発症します。

膿皮症

膿皮症は、細菌による皮膚の感染症で、皮膚の腫れ、赤み、膿やかさぶたの形成を伴います。傷口や他の皮膚疾患が原因で細菌が侵入しやすくなります。

こんな症状ありませんか?
膿皮症の可能性があります。

  • 皮膚の腫れ
  • 赤み
  • 膿を伴うかさぶた
この病気に多い種

特に抵抗力が弱い個体、短毛種の犬や猫に発症しやすいです。

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの不足により引き起こされる代謝異常です。疲労、体重増加、脱毛、皮膚の乾燥が典型的な症状です。

こんな症状ありませんか?
甲状腺機能低下症の可能性があります。

  • 脱毛
  • 皮膚の乾燥
  • 体重増加
  • 疲労感
この病気に多い種

ゴールデン・レトリバー、ドーベルマン、アイリッシュ・セッター、シュナウザー

症例紹介

case

膿皮症

Before:膿皮症部の毛刈りと痂皮を院内シャンプーで除去した状態

After:薬用シャンプーと飲み薬の抗生剤使用後の様子

犬種 フレンチ・ブルドッグ

症状

皮膚の炎症と瘡蓋があり他院で飲み薬の抗生剤で治療するもなかなか改善せずセカンドオピニオンとして来院されました。

診断・治療

剥脱性表在性膿皮症と診断。感染部の毛刈りと薬用シャンプーで痂皮の除去を院内で実施し、ご自宅でのクロルヘキシジンでの消毒と薬剤感受性試験結果を元に変更した抗菌薬の内服を治療としました。

解説

初診時は痂皮が多く付着し細菌が繁殖しやすい皮膚環境となっていたため飲み薬だけでは改善は難しいと判断しまずは院内で感染部の毛刈りと薬浴シャンプーを実施しました。ご自宅での毎日の消毒と週に1回の薬用シャンプーもお願いしました。
局所的な膿皮症であれば外用薬(消毒やシャンプーなど)のみでも効果は見込めますが今回は膿皮症の範囲も広かったため内服薬(飲み薬)も併用しました。ご家族のご協力もいただき3週間後には皮膚炎も治り抜けてしまっていた毛もだんだんと生えてきてあとは生えそろうのを待つばかりです。今後再発がない様に基礎疾患の治療と当院のトリミングで定期的なシャンプーを実施していく予定です。

case

食物アレルギー

Before:皮膚生検後

After:1ヶ月後

猫種 日本猫

症状

かゆみ、かゆみのための引っ掻き傷、左右対称の脱毛

診断・治療

抗生剤とステロイド内服するも休薬すると再発を繰り返しました。
皮膚生検実施しアトピー性皮膚炎との組織病理診断の結果から除去食試験を実施し食物アレルギーと判明し、現在アレルギー食の食事療法にて投薬なくても皮膚症状は改善維持できています。

解説

食物アレルギーは皮膚症状であると強いかゆみを伴い自ら皮膚を痛めてしまうこともある辛いお病気です。
まずはかゆみから解放するために外用薬や内服を使用し症状をおちつかせつつ同時進行で原因追求をしていきます。食物アレルギーは除去食試験で皮膚症状の原因はないと予想される食材を選びます。 新奇蛋白食、加水分解蛋白食などを選択し8週間給与を開始します。
除去食試験で症状の改善が認められた場合には負荷試験を実施し食べられるものを増やしていきます。血液を用いたアレルギー検査もあるので相談しながら検査項目を相談していきます。

case

甲状腺機能低下症

Before:被毛粗豪、尾の脱毛ラットテイル

After:5ヶ月後

犬種 柴犬

症状

被毛のアンダーコートが抜けてきたとのことで来院されました。アンダーコートの脱毛があったので全体的に黒色の被毛が抜け地肌がみえ灰色のような所見でした。

診断・治療

血液検査にてT4低下を認め甲状腺の明らかな腫大がなかったため甲状腺ホルモン製剤のチラージン(飲み薬)を開始しました。

解説

甲状腺ホルモンの分泌低下が原因で、内分泌性脱毛(左右対称の脱毛で鼻の頭から薄くなりやすい)、ラットテイル(尻尾の毛が抜ける)、色素沈着、角化異常、再発性膿皮症、外耳炎などの皮膚疾患から、活動性低下、悲劇的顔貌、肥満、徐脈、末梢神経障害、ふるえなどの皮膚以外でも症状の原因となる怖い病気です。ホルモンの分泌低下はゆっくりと進行するので早期発見が難しいですが鼻の頭毛が薄くなってきたななど目に見える特徴的なサインがあります。
当院では甲状腺腺ホルモン値の測定を院内でできますので当日結果が分かりますから気になる点があればお気軽にご相談ください。

case

皮膚糸状菌症

1ヶ月後

猫種 日本猫

症状

頭部の鱗屑(フケ)、裂毛(千切れた毛)、軽度かゆみ、体部のリングワーム

診断・治療

治療:ウッド灯検査、抜毛検査、DTM培地検査により皮膚糸状菌症と診断しました。イトラコナゾール(抗真菌薬)の内服とご家族への感染も認められたため外用治療も開始しました。内服開始3週間後に感染毛の減少のために全身の毛刈りをさせて頂きました。

解説

糸状菌は真菌(カビ)の一種で人獣共通感染症で人に感染してしまうこともある衛生学的にも重要な病気です。環境中でも生存するので再感染防止、ご家族の感染予防のためにもご自宅の洗浄消毒が大切になります。
代謝性疾患(甲状腺機能亢進症やクッシング症候群)や免疫抑制剤の使用など皮膚のバリア機能落ちると感染しやすくなりバリア機能の未熟な2歳以下の若齢や高齢でよく見られこの患者様も2ヶ月齢でした。

専門外来の注意点

  • 受付当日は通常通り食事とお水を与えてください。
    いつも飲んでいる薬があれば指示通り投薬してください。
  • 既往歴のわかる資料や、現在服用中の薬があれば一緒にお持ちください。

治療の流れ

受付・問診

ご来院いただいた際、まずは受付で必要な手続きを行います。その後、ペットの現在の状態やこれまでの健康歴について詳しく伺う問診を行い、治療の第一歩を踏み出します

徹底した皮膚の検査

問診の後、ペットの皮膚状態を正確に診断するために、細かい検査を行います。この検査には、視覚的な確認だけでなく、必要に応じて標本採取や特殊なテストも含まれます。

検査

皮膚の状態に応じた検査をご提案させていただきます。「皮膚は内臓の鏡」という言葉がある様に、肝臓やホルモンの異常から皮膚に症状が出ることもありますので、血液検査などもご提案することもございます。

検査結果の説明・治療方針のご相談

検査結果をもとに、ペットの病状とそれに最適な治療方針をわかりやすくご説明します。治療方法には、薬物療法、食事療法、生活習慣の改善などがあり、飼い主様と一緒に最適な治療計画を立てます。

フォローアップ

治療開始後も、ペットの回復状況を定期的にチェックし、必要に応じて治療計画の調整を行います。長期的な健康維持のため、継続的なサポートとアドバイスを提供します。

院長挨拶

原口 玲子の写真

獣医師/総院長 原口 玲子

この度、森の樹どうぶつ病院では皮膚科専門外来を開始することとなりました。
皮膚科はどうぶつ達の診察はもちろん、ご家族との会話がとても大切な診療だと思っています。1番身近にどうぶつをみてくれるご家族と座ってゆっくりとお話しその子にあった納得のいく治療ができる環境を整えるために担当医を選抜し専門外来という形をとることにしました。五十嵐獣医師はどうぶつに優しくご家族との対話が上手で細やかな問診と診察ができる経験豊富な獣医師です。原口獣医師は休日は研修に行くほど勉強熱心で最新のガイドラインや治療を提供してくれます。
また、アジア獣医皮膚科専門医であります村山信雄先生の診療指導をいただきより高度な治療を提供できればと思います。

専門アドバイザー

村山 信雄の写真

獣医師/博士(獣医学)/アジア獣医皮膚科専門医
村山 信雄

1994年3月帯広畜産大学畜産学部獣医学科卒業、卒業後は農業共済組合に勤務。1996年8月より大阪の動物病院勤務、1997年8月より北海道芽室町の動物病院で勤務していた。2005年4月より東京都皮膚科クリニック勤務後、2012年10月より犬と猫の皮膚科を設立、2016年3月、東京都江東区に犬と猫の皮膚科の皮膚科クリニックを開業し、現在に至る。
東京都江東区清澄白河のクリニックとともに、埼玉県所沢市の日本小動物医療センター、東京都世田谷区東京都城南地域獣医療推進協会(TRVA)、および宮城県仙台市総合どうぶつ病院などで皮膚科診療を実施している。

担当医紹介

五十嵐 蓉の写真

獣医師 五十嵐 蓉

皮膚疾患は動物の生活の質に大きな影響を与えるため、早期診断と適切な治療が大切です。背景に肌質や生活環境、食事の影響が隠れてることがあるので、診察では丁寧なカウンセリングを心がけています。ご家族が感じている不安や疑問をしっかりお聞きして、適切なアドバイスをしていきたいと思います。

肌質とは生涯のお付き合いになります。
治療中はもちろんのこと、お家で取り組める日常ケアを一緒に考え、再発防止や症状コントロールをサポートします。

経歴/所属学会

  • 酪農学園大学 獣医学科卒業
原口 野恵瑠の写真

獣医師 原口 野恵瑠

必要に応じた検査と適切な診断でどうぶつ達をかゆみや痛みから素早く解放し、再発しにくい体にする治療を目指します。
どうぶつ達の1番の理解者であるご家族との会話を大切にし、症状に対してだけ治療するのではなくなぜ症状がでたのか、どうしたら予防できるのかまで追求し、どうぶつとご家族と寄り添うような診察を心がけます。
獣医皮膚科学会での勉強や世界会議の参加など、世界基準の治療を提供できるよう努めております。よろしくお願いします!

経歴/所属学会

  • 日本大学 獣医学科 卒業
  • 日本大学動物病院全科研修医 修了
  • 獣医皮膚科学会会員

よくあるご質問

皮膚の問題はどのくらいで改善しますか?
皮膚の問題の改善には、原因や症状の重さによって時間が異なります。多くの場合、治療開始後数週間で症状が軽減し始めますが、完全に改善するまでには数ヶ月かかることもあります。定期的なフォローアップと指示に従ったケアが重要です。
どのような検査が必要ですか?
皮膚の問題を正確に診断するためには、視覚的な検査のほか、皮膚のスクレーピング(微生物検査のための皮膚の表面を軽くこすること)、血液検査、アレルギーテスト、場合によっては生検など、様々な検査が必要になることがあります。
治療にはどのような方法がありますか?
治療方法は病気の原因や症状によって異なります。薬物療法(抗生物質、ステロイド、抗真菌薬など)、トピカル療法(外用薬)、食事療法、環境管理、アレルギーに対する免疫療法など、様々なアプローチがあります。最適な治療計画は、獣医師と相談の上決定します。
再発を防ぐにはどうすれば良いですか?
再発防止には、定期的な皮膚ケア、適切な食事、ストレスの管理、環境衛生の向上などが重要です。特にアレルギーが原因の場合は、アレルゲンとの接触を避けるための対策も必要になります。獣医師のアドバイスに従い、長期的な管理を心がけましょう。
皮膚治療における主なリスクや副作用は何ですか?
皮膚治療に用いる薬物や手法によって、副作用やリスクが生じる可能性があります。例えば、一部の薬物では食欲不振、嘔吐、下痢などの消化器系の副作用や、長期間のステロイド使用による免疫抑制などが挙げられます。治療前に、獣医師がこれらのリスクについて詳しく説明し、可能な限りリスクを軽減する方法を提案します。
治療中や治療後のペットの管理について注意すべきことは?
治療中や治療後には、ペットの様子をよく観察し、異常を感じたらすぐに獣医師に連絡してください。また、薬の副作用に気づいた場合や、薬に対するペットの反応が心配な場合も、遠慮なく相談してください。適切なケアと定期的なフォローアップが、ペットの健康を守る鍵です。

診療料金

項目名 費用
初診料 3,300円
再診 550円
抜毛検査 550円
耳垢検査 550円
ダーマキット 1,100円
皮膚スクラッチ検査 1,100円
皮膚スタンプ塗抹検査 1,100円
細菌培養 1,100円
外注 一般細菌培養同定+培養後感受性セット(12薬剤) 9,350円
細胞吸飲手枝、塗抹染色処置 3,300円
外注 細胞診断 6,050円
皮膚パンチバイオプシー検査 ※ipetは無麻酔でも「手術」 5,500円
外注病理・皮膚科専門医 16,500円
アジア皮膚科専門医診療指導料 5,500円
採血 550円
T4(甲状腺機能)検査 3,960円
外注92項目アレルギー検査 24,200円
外注リンパ球反応検査(動物アレルギー検査) 16,500円
※別途検体送料(保冷)

※料金はすべて税込価格となります。

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