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7月田崎くるみちゃん 眼瞼腫瘍

こんにちは、熊谷市の森の樹どうぶつ病院と江南森の樹どうぶつ病院です!

7月のMVPは眼瞼腫瘍で手術した田崎くるみちゃんです。

田崎くるみ ちゃん

柴 10歳 避妊した女の子

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犬の眼瞼腫瘍

良性腫瘍と悪性腫瘍に分けられ、多くみられるものとしてマイボーム腺腫、線維腫、組織球腫、パピローマ、腺癌、メラノーマ線維肉腫などが挙げられます。

犬の眼瞼腫瘍は良性であることが多いとされていますが、良性であっても眼瞼の内側に浸潤し角膜に傷をつけてしまう、二次感染を起こしてしまう、視界に入るので自分で引っ掻いてしまって自壊や出血を起こすなどの症状が出ることがあります。

くるみちゃんも、充血があり抗生剤の目薬をつけている時は良いが、目薬をやめると充血してしまいそれを繰り返しているとのことでセカンドオピニオンで来院されました。当院の月に一度の眼科専門外来を受診してもらいました。眼瞼腫瘍による物理的刺激が原因で二次感染を起こし充血している可能性があるとのことで手術をお勧めしました。

当時のご様子 腫瘍による刺激で結膜の充血が認められます。